経済の先を読む林尚道の経営方針

全国40都道府県でトランクルーム事業を展開するエリアリンク。そのほかにもアセット事業や貸会議室事業なども行っています。こちらの代表取締役社長を務める林尚道のビジネスセンスはどこからやって来るのでしょうか。ビジネスパーソンであれば気になってしまうもの。そのため、こちらでは彼の経営方針について解説いたします。これを子自分のビジネスに活かしましょう。

■やる気を引き出すような経営
過去のビジネスパーソンから学ぶことは多いのですが、中には現在のビジネスシーンに向いていないケースも少なくありません。かつての日本企業は年功序列、終身雇用、企業別組合制度の3つが存在しており、特に高度経済成長時代はこれらが当たり前と考えられていました。しかし、林尚道はこれらの考え方に疑問を持っています。

年功序列があることで上司や会社に逆らうことが出来なくなってしまいます。さらに、納期や利益を必要以上に守ることになり、不正に手を染めるケースもあるのです。良い言い方をすると会社に対して従順なのですが、これは誠実さに欠ける行動と言えるでしょう。

そのため、林尚道はやる気を持って結果を出す社員に対し、さらなるモチベーションアップにつながる評価体系を付与しているのです。これはビジネスシーンにおいて非常に健全な姿で、これによって企業はより良い方向へ進むことでしょう。

■自分で自分を評価するスタイル
いくら仕事に対して高いモチベーションを持つ社員だったとしても、そこには十分な給与と休日が欠かせません。しかし、人は誰もが管理されることを嫌がります。そのため、林尚道は自分で自分を管理するスタイルを採用しているのです。これによって自分の抱える仕事が明確になり、ミッション達成の道筋を自分で立てることが出来ます。

しかし、誰もがいきなり自己管理が出来るわけではありません。いきなり突き放すことは非常に無責任な行為と言えるでしょう。そのため、上司は部下に対して自己管理の方法を教える必要があるのです。そして、そこでは必ず見える化が欠かせません。目に見える形にすることで無駄な部分も明確になりますので、ビジネスに対してより洗練出来るのです。世界規模で躍進する企業の多くは自由な発想を大切にしていますが、その根底には自己管理が存在しています。

■社員に対して十分な休養を付与
自己管理を徹底することで自由な発想が生まれ、柔軟なビジネスが可能になると林尚道は考えます。しかし、いつまでも仕事一筋に生きることは出来ません。疲労やストレスが溜まることでパフォーマンスが低下し、結果的に大きなマイナスになってしまうのです。そのため、林尚道は社員に対して十分な休養を与えています。熱海と軽井沢に保養所を用意しており、決起会や家族会なども行っています。

また、これは疲労回復とストレス発散だけではありません。休日を利用して教養を身に着け、よりビジネスパーソンとしてレベルアップ出来るのです。社員に対して十分な休養を与えることで、結果的にビジネスを成功させることになります。

エリアリンク林社長:日本経済新聞